現在は、きっかけがあり、本当に幸せを感じることが出来るようになっているが、
大学を卒業し、社会に出て、かなり行き詰ったのをとても覚えている。
理想の社会人、会社像、先輩像があり、社会人生活を過ごせば過ごすほど、理想とはかけ離れた現実があり、自分がいた。
目の前の先輩達は、同僚や上司の愚痴を陰で言う。そういう先輩の下につくから、上司(課長など)たちが悪者に見え、会社が悪にうつる。
自分で言うのもなんだけど、平和主義者で、周りの愚痴ばかりを言う先輩達といて凄く苦しくなっていた。なんで、悪口ばかり言うんだろう。批判ばかりを、陰で言うんだろう。と、先輩は口に出して言っていることと同じようなことを、口には出さないが、自分の心の中でたくさん言っていることに気づいた時、僕は口に出していないだけで、先輩と一緒なんだなと悟り、愕然とした。
理想とする先輩はおらず、心の中で、批判している自分も先輩たちと同じなんだ。
土日の出勤がかなりあり、平日も終電、タクシーの連日。たまの休みは疲れ果てて寝る。気づくと月曜日で一週間が始まる。同じルーティーンが続く。残業代として月の給料はいい方だが、何のために仕事をしているのか分からなくなる。先を見ても、先輩たちを見ていて幸せそうじゃないと思ってしまう。
お金があれば、本当に幸せなのか?という疑問も付きまとう。
あれ?俺って何のために生きてるんだろう。
人生の目的って何なんだろうと、かなり、行き詰まりど終末に陥っていた時がある。