料理出来ないひとりごと

大敵レシピ!!「お好みで」「適量」

2020年5月6日

大敵レシピ!!「お好みで」「適量」

何が言いたいのか、火を見るよりも明らかかもしれない。

味オンチの最大の敵は、レシピの、「お好みで」「適量」である。

だから、お好みが分からないんだって(泣)

特に苦手なものが、スープ。

味噌汁なら何となく、薄かったな〜、濃かったな〜って分かる。出汁(だし)に使った物でも、味が変わることも分かってきた。

普段は煮干し出汁。水に数匹入れて、6時間以上放置。冷蔵庫内で放置が好ましい。そうすると、苦み?えぐみ?のない出汁になる(テレビの受け売り、うろ覚え)。煮干しの頭とワタを取るのが面倒だから、こういう方法をとる。頭とワタそのままで煮出すと、苦くなるみたい。そう言われれば、そうかも。苦くても私は平気なんだけど。テレビで、美味しくないって言ってたから、美味しくないんだな〜って思って、煮出すのはやめてる。

時間がない時は、顆粒出汁。顆粒出汁を使った時の方が、濃い味?しっかりした味?になる。ちなみに味噌は、出汁が入っていない物を選んでいる。

味オンチでも、添加物を気にする。

味噌汁は、もともと馴染みがあるから理解しやすい。

味噌汁以外が、難しい。特に難しくて、未だに味が分からないのが、醤油ベースのスープ。

妹がスープを作ってくれた時、美味しかったから作り方を聞いたら、醤油を入れたって。醤油って、スープにできるの?醤油を飲み物するの??あ、醤油ラーメンって、醤油スープか。醤油は、味を濃くする物っていうイメージしかなかった。

自分でも作ってみようと思い、検索したらレシピに出てきた。適量!!「少しずつ入れて、お好みの量で❤︎」「最後に塩コショウで調えて」

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この「適量」「お好みで」が分からない、と言う話は、料理下手の定番として、よく聞く。私もこれに慣れなければ、料理上手になれないと思い、数年間挑戦してきた。もちろん完敗。作っていけば慣れて、いつか私も、適量で作れるようになれると夢見ていた。

実は、好みの味が分からない、味オンチ、ということに気がついたのは、つい最近。適量だと分かる基準が、自分の中に、そもそも無いんだと、最近まで知らなかったのだ。知らないから、適当に追加していけば、好みの味にできると思っていた。

仮に、主人に「美味しい!」と言われたとする。……言われたとして、もう一度同じ味を作れるだろうか?いや、作れるわけがない。だって量らずに入れてるから。

味オンチだと気が付かなくても、量りながら追加して味を整えていたら、適量で作れるようになっていたのか?分からないが、携帯でレシピを見ながら作って、作りながら自分なりのレシピを完成させる、そんな気持ち的な余裕はなかっただろう。慣れない料理を作るだけで、いっぱいいっぱいだ。

そもそも、レシピを覚える気がなかった。調べれば分かることは覚えない。その都度調べればいい。料理は、やっていくうちに慣れるだろう。そう考えていた。

まさか、味オンチ&食事に興味がないなんて、思いもしなかった。そのおかげで、献立も決められない、買い物も難しいなんて、考えもしなかった。なんでこんなに要領が悪いんだろう、なんでこんなに料理が上達しないんだろう?と、できない自分に落胆していた。

今は、専業主婦をしているから、料理にも気をまわせるようにもなったんだと思う。

味オンチだと分かった現在は、しっかり量が記載されているレシピを選んでいる。そのおかげで、ようやく少しずつではあるが、適量が見えてきた。

レシピを覚える気がないのは相変わらず。携帯で検索したり、紙に書き写して作っている。初見レシピでなければ、適量と戦えるようになってきた。

そんな私の今の夢は、私が料理に慣れることではなく、子ども達が料理好きになってくれることである。目指せ!料理男子!!(2〜5歳の息子3人)

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