料理出来ないひとりごと

得意料理

2020年5月26日

得意料理 …ナニヲイッテイルノカワカリマセン。

前回、すでにラスボスを書いてしまったので、今回はできない事ではなく、できる事を書いてみる。

一人暮らしを始めたら、一度は聞かれると思う。

「得意料理って何?」

作れない、と言うと、「こーすれば簡単に作れるよー」と教えてくれる人もいる。

けど、ナニヲイッテイルノカワカリマセン。

そもそも口頭で教える人は、「コレとアレとソレ入れて煮込めば簡単にできるでしょ?」みたいに言う。

え、切り方は?入れるタイミングは?調味料は?水も入れるの?え?最初は炒めるの??

「そんなの適当でいいんだよー」「そのくらい出来っるって(^_-)」

…ナニヲイッテイルノカワカリマセン。

若い頃は適当に、そうですねーとか言っていた。でも、そう言うやりとり面倒。

そうだ。面倒を避けるために、得意料理を伝えよう!

得意料理……憧れとしては肉じゃが。当時は、肉じゃがを作れるとモテるイメージ(私調べ)。

でも、モテたいわけではない。無難な答えをする事で、私への料理に対する興味を失ってもらいたい。

憧れはするけど、作ろうとは思わないな。

だって、材料を管理しなきゃいけなくなる。

調味料とか用意しなきゃいけなくなる。面倒だ。うん、憧れを実現する気は全く無い。

じゃぁ、どうする?

本当の得意料理を考えよう。

私が家で食べたのは何だっけ……

コーンフレークにカップラーメン、あとお茶漬け。

牛乳買ってストックするって凄くない?お湯も沸かせるてるよ。

しかもお茶漬けって、ご飯も炊いてる。食器洗いだってするよ!

いいかも。私の得意料理は、コーンフレーク、カップラーメン、お茶漬けにしよう\(^-^)/

そして、いよいよやってきました!

「家では何食べてるの?」

あれ?得意料理を聞いてくれてない。これって、料理できない事は分かりきったうえでの質問。

そうだよね。得意料理を考えてる間に、もう、得意料理を聞かれるような、初々しい関係作る機会なんて減ったよね。

しかも、料理得意な人は、カップラーメンやお茶漬けさえ、お湯をかけるだけでは終わらないのだ。

カヤクを麺の下に入れたり、そもそもお湯をかけずに煮込んだり。

お湯ではなくお茶をかけたり、具だって手作りだったり。

私が得意料理にしたかったモノは、得意料理ではなく、ただ作れる料理だった。

まぁいいや。

私が家で作れるのは、コーンフレークとカップラーメンとお茶漬けです。

案の定、「えー、それって料理じゃないよ!」そして、簡単な料理を教えてくれる。

「あのねー、野菜を5種類入れて煮込めば、それだけで五目煮の完成だよ!簡単だからやってみな!」

(ナニヲイッテイルノカワカリマセン)

あ、五種類入れればいいのか。

「はい!はい!五目コーンフレークなら作れます!プレーンタイプ、チョコタイプ、チョコワ、チョコパフィ、あとグラノーラも入れれば……」

「 お ば か ! 」

怒られた。

結局、得意料理は未だに分からない。

もう、ネタとして、コーンフレーク、カップラーメン、お茶漬けでいいかなーと思っている。

子ども達は、私が作った料理では、卵かけご飯と納豆ご飯が好きなんだって。あ、レパートリー増えてたね☺️

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